牛蒡と蕪

好きな野菜は何?と聞かれたら、何と答えますか?

私は地元の城下町で農家を営んでいるのですが、私はここ数年「牛蒡」が一番好きだと思っていました。食物繊維が豊富で、煮物でも炒め物でも食感が楽しめる。あのちょっと癖のある香り、単刀直入に言えば土臭さになるのですが、それも魅力の一つ。

しかし最近、その王座が別な物に移っ(てき)ていると気付きました。それは「蕪」。煮物・炒め物にはもちろん、お味噌汁に仕立てた時のとろける柔らかい食感と、生でサラダや漬物にしたしゃきしゃき食感両方楽しめること。おろしにしても味わえますね。

特に煮物は、大根よりもずっと早く火が通るので楽ですね。炒め物なら油揚げと一緒に醤油味で、仕上げにバターを少し加えると絶品。漬物は定番の赤蕪漬け!

甘酸っぱい味も、赤くて食欲の増す見た目も大好きです。蕪おろしや生の蕪は、大根よりも辛味が少なく甘みがあって、食べやすく感じます。

低カロリーで、実だけではなく葉の部分も栄養豊富なこと。カルシウムやビタミンAも採れるので、冬場は大切な栄養源です。消化を助ける酵素を豊富に含んでいるのも嬉しいポイントです。

一束買うと、1種類で葉物と根菜両方をゲットできるのも、財布を管理する身にとっては高得点源です。

ただ、そんな蕪にも弱点が1つ。お値段です……。地域や季節によっても違いがあると思いますが、私の住んでいる地域では3個で128円くらい。

かたや大根は1本98円、それどころか実家で栽培しているので0円。なかなか手を出せない手堅さも、王者の威厳、でしょうか……。

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